So-net無料ブログ作成

べン・アフレックは名監督への道を歩んでる [映画]

poster[1].jpg
アルゴ。占拠されたイランのアメリカ大使館から逃げた6人のアメリカ人をどうやって国外に脱出させるのか。それはアルゴという偽映画をイランで作るという設定で6人を映画スタッフにして逃がすという奇想天外な作戦。
何ともいえない満足感を得た。久しぶりに興奮して画面から目が離せなかった。これはもう傑作でしょ。私の今年のベスト3に踊りでましたね。冒頭の丁寧なペルシャ時代からのイランの実情や英米の関わりの説明がなされていて、歴史の勉強にもなります。
ニュース映像を見ているかのようなカメラワーク、そして今風の速いカッと割りを」取り入れたり、ある場面ではゆったりと流したりと緩急が抜群です。
役者の演技も同じで緊張感だけに縛られず気の利いたユーモアが味付けされていて旨いなぁと感じました。ピンチの中でもジョークを忘れないアメリカンな感じです。最初から最後までそれらのバランス意が巧みなので背中が座席に埋もれかかったり、ほっと肩の力を抜いたりの繰り返しで、あっという間にラストを迎えます。終始涙目と手のひらは汗が。こういうこと自体久しぶりでした。
 ただし映画なので見せ場はこれはありえん!というようなところもあり、脱出シーンはちょっと作り物的ではあります。それでも許せるほど映画全体が素晴らしい。きっとアカデミー賞にノミネート確実。ベン・アフレックは主演とはいいながら完全に影に回り引き立て役。この人はどの出演作でも少々めんどくさそうに演技してたので、やっぱり出るほうではなく作るほうに回りたかったのだね。秀逸なのはハリウッドで偽映画作りの嘘製作に奔放するアラン・アーキンとジョン・グッドマン。この二人のユーモアな演技あってこその映画です。特にアラン・アーキンはアカデミー賞助演男優間違いなし。
 アメリカ大使館が占拠され多くの人質が1年以上囚われの身だったのだが、6人のアメリカ人がイランから脱出したことがばれているのによく人質たちは無事だったなと思ったけど、これは人質全員が解放される1981年まで、カナダもアメリカも知らぬ顔して通したということ。映画の終わりに脱出した6人がニュースに出ていたから、これはまずいだろう!と心配したのだが、すべて解決してからの映像だったわけです。でないと、6人だけ逃げて幸せになってる!それでいいのか!他の連中はどうなるんだよ。報復されるぞ!という事になってしまう。だから脱出した6人も無事とはいえ大使館人質全員が開放されるまでは秘密の存在だったわけです。そこまで分かれば安心。
IMG_0811.JPG
IMG_0813.JPG 嫌いな映画館です。

この映画は渋谷のヒューマントラストシネマ渋谷というところで観たのだが、正直私はここが大嫌いです。画面は小さいしシートは硬いし映画を観るというより会議室にいるようで落ち着かない。いつもの川崎は時間が合わなかったことと、水曜の1000円サービスデーだったので仕方なく出かけたのです。ゆったりとした雰囲気の中で観たらもっと大きな感動と満足を得られたと思います。
嬉しかったのは「猿の惑星」が脱出劇のヒントになったこと。映画製作には、メーキャップ、スタッフが必要…そこから6人の脱出を想起させる流れがよかった。



 

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0