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スピルバーグとスタローンと歩んで [映画]

同時代を同時進行で歩んできたということではスピルバーグとスタローンは私が学生時代に出会い、その後ずっと40年近くメジャーな存在になっています。私の人生が彼らの映画と一緒に歩んでこられたのは大きな幸せです。出合いが少年時代だったらきっと作品の意味が捉えられず単にスペクタクルな部分にしか共感できませんから、スタートが学生時代というのは良かった。
「ジョーズ」は大学2年生、「E.T」を観たのは25歳のとき、長男が生まれた年でした。「ロッキー」も大学4年生からの長い付き合いになります。リングデビューしてから引退するまでを、同じ時間を過ごし、一人のスポーツマンンの人生を見ているようで面白い。少年時代に観た映画は強烈なトラウマや印象として残るけれど、20代ではじっくりと作品を楽しめ、さらに齢を重ねながら映画の奥深さを知っていけるようです。映画好きでよかったなとしみじみ思います。

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「午前十時の映画祭」等でリバイバル上映があると、現在の内面ははたしてどういう風な感動を得るのか楽しみであり、不安でもあります。あの頃のように、自転車がパトカーの静止を振り切り飛び上がるシーンで、胸がくわっとふるえ、涙があふれ出てくれるだろうかと。なので「E.T」はブルーレイを買うのを躊躇しているのです。57歳でもラストのエリオットの空を見上げ成長した顔に「やったな、お前。男になった!」と涙を流せるだろうか。予断ですが私の号泣映画ナンバーワンは「砂の器」(1974年)です。これは1年に1回は必ず観ます。感動する神経が齢をとってないかの確認もこめて。大丈夫です。毎回、あの駅の親子の別れのシーンでは号泣します。(この作品についてはいずれか語らせてもらいます)。なので「E.T」もちゃんと泣けると思うんですけどね。
昨年3月、「午前十時の映画祭」に妻と娘が行ってきたら、やっぱり泣けるねーと妻は感動を抑えきれない様子。長女にいたっては公開当時は生まれてなかったので、初めてスクリーンで「E.T」を体験できてしかも20代で観られてすごく感動していました。妻の生涯ナンバーワンはいつでも「E.T」です。
さて、二人の歴史をたどれば「ジョーズ」と「ロッキー」の公開が同時期だったのも面白い。鮫の姿をなかなか見せずに恐怖心や興味を持たせる演出は衝撃でした。これは後の「E.T」でも使われていますね。見えないものへの恐怖はデビュー作の「激突!」から表現されていました。案外あっさりと鮫が姿を現すところも意表をついてうまい!と学生の私は思ったものでした。「老人と海」のような原作とは、異なるラストが少々不満ですが、モンスター映画としてはこの時代の最高傑作でしょう。ご存知のように公開当時アメリカでは海に入る人が減ったそうです。

うだつの上がらないチンピラボクサーのロッキーの物語はアメリカという国を象徴してますね。スポーツ映画といより私はラブブ・ストーリーだと思っています。「ロッキー・ザ・ファイナル」は失ったエイドリアンへの愛や寂しさを、戦う力に変えてましたからね。
一生に一度あるか無いかの「運」が廻ってきた時に、それをかなえようと努力する姿が万人の共感を呼んだのでしょうね。自分ひとりのためよりも誰かのためにもなる。そういうチャンス。私にも欲しい!と思った映画でした。サウンドトラックは今でも宝物です。全シリーズその時代の映画作りの特徴があってその違いを見るのも面白いです。特にロッキー4はまるでMTV感覚の作り。「ハーツ・オン・フィアー」はランニングでは必ず聴いてます。
そしてロッキーシリーズで最も繰り返し観ているのが「ロッキー2」。身重のエイドリアンがロッキーの試合出場を反対していた矢先、倒れて昏睡状態に陥り、ボクシングをあきらめる決心をした彼に、目が覚めたときに言う台詞が私は大好きです。
「It’s one thing I want you to do for me.」「Win. win!」というやつです。愛の為に互いを理解しあう感動的な場面。しっかりと泣けます。
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